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[パターン認識][UX]思考実験(パターン認識とUX)

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更新:2018.3.10 最近、インタラクティブシステムを対象とした人間中心設計の国際規格  ISO 9241-210 (Ergonomics of human-system interaction -- Part 210: Human-centered design for interactive systems)におけるUXの定義を図示化しました。それをきっかけに、 エージェント[1]をユーザーと見なす、  エージェントが使うのは、メタ的な視点での「システム」(エージェント向けインターフェイス)とする、  エージェントのUXを考慮する  ことで、パターン認識処理のアプローチをステップアップできるのでは、と思考実験しています 。  UXを踏まえ、「直観」 と 「感情(例えば驚き)」等 を表現することで、これまではエージェントが無機質に判断した結果、抽出失敗となっていたものが改善するのでは、と仮説立てています(短期的なゴール)。 エージェントが自律的行動するためには、知能、(仮想的な)身体 、知覚、記憶機構を持たせることが必要だろう、と言うことで人工知能の話とも関連します。 UXは主観的なものであり、モデル化はそもそも困難という前提もありますが、定量化を試みた規格であるISO 9241-210におけるUXの定義をベースに考えています。実装してみよう・・・。  [1] 例えば、自分の過去の研究例では、画像での口唇形状抽出推論器がエージェントの一部にあたると思います。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieijac/36/0/36_0_109/_article/-char/ja/ エージェントのパターン認識とUX(検討メモ)