[HCD]ペーパー"ホワイトボード"プロトタイピング( Paper Whiteboard Prototyping )




紙製ホワイトボードを利用したペーパープロトタイピングを試しました。

■ 所感:
「プロトタイプのデザイン案作成→ディスカッション→デザイン修正→ディスカッション→・・・」を繰り返す際、デザイン修正の負荷が、通常の紙と比較し軽減されるのでは、と感じました。

■ 理由:
通常の紙にマジックペンで描画した場合、消すことができないため修正は難しいです。
しかし、紙製ホワイトボードの場合、消すことができるため修正可能です。

■ 今回、用意したもの:
・iPhoneの概観を印刷した紙(画面部分を刳り貫くと共に型紙に貼り付け強度を上げています)
→要領としては、紙芝居形式です(ユーザ評価向けを意識しています)。
・紙製ホワイトボード(例:消せる紙)
→A4サイズに切った後、油性ペンで枠を描きました(複数枚用意)
・ホワイトボード用のペン(100均ショップにて購入)









■ 参考図書(IA・プロトタイピング関連)
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坂本著:「IA THINKING -Web製作者・担当者のためのIA思考術-」(WORKS CORPORATION)

ペーパーホワイトボードプロトタイピングでは、スケッチタイプのワイヤーフレームを使用しています。

※スケッチタイプのワイヤーフレームの特徴(引用元:IA THINKING)
 -足りない機能の発見に使える
 -ワークフローの問題の発見に使える
 -いいUXコンセプトと、そうでないUXコンセプトの切り分けに使える

※スマートフォン向けワイヤーフレームライブラリ
 Free Wireframing Kits, UI Design Kits, PDFs and Resources


■ 参考リンク
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・「無限と微小」[メモ]ホワイトボードを折り畳み手元に置く
http://shirasy.blogspot.com/2010/12/blog-post.html
・「無限と微小」[HCD]インタラクションを伝える(ペーパーホワイトボードプロトタイピング)
http://shirasy.blogspot.jp/2013/03/hcd.html
・「無限と微小」[HCD]スケッチモーション(Sketch Motion)
http://shirasy.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html
・「情報デザイン研究室」産業技術大学院大学 HCD履修証明プログラムⅡ ペーパープロトタイピング
http://asanoken.jugem.jp/?eid=1709
・「情報デザイン研究室」産業技術大学院大学 HCD履修証明プログラムⅡ アクティングアウト
http://asanoken.jugem.jp/?eid=1716

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